神奈川のラーメンを盛り上げよう!会
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 第16回 食べ歩きツアー in 京急線(横須賀市限定) 
ああ


WARNING


このような悲劇的なツアーは今まであっただろうか・・・否であろう。
そう、今回のツアーは“史上最悪”のツアーとなってしまったのだ。
平穏な日々に戻った今、冷静に考えてみると、おそらく負の連鎖はツアー前日から始まっていたのであろう。
前日、巨人ファンの私はハマスタに観戦しに行ったところ、七回表を終え7点のリード、つまり楽勝ムードの試合であったのだ。だが、その後、徐々に相手チームに追い上げられ、九回裏にはまさかのサヨナラ逆転スリーランホームランを打たれるという年に1回あるかどうかという試合を見せつけられたのだった。
さらに、意気消沈の状態で自宅に戻ると・・・「明日(ツアー当日)は午後から本雨!」「時間が経つにつれ降りが激しくなる」そして「(観光予定であった)横須賀軍港めぐり欠航」なる更なる悲劇が待っていたのだ。
こうして今考えると、あの悲劇の連続は前日から始まっていたのである。そして、それはあくまでも序章にしか過ぎなく、本当の悲劇は当日に待っていたのだ。
では、その悲劇の連続そして悲劇の結末へと疾走する一部始終を読者諸君と一緒に見て行こう。



1軒目 麺屋庄太@津久井浜


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今回の集合は横須賀市の奥の奥の津久井浜駅。予報では、午前中は曇りという予報であったが、既に雨が降っており、まさに悲劇の始まりとなっていた。
しかし、これくらいの悲劇は、のちの悲劇に比べるとまだまだ甘かった
(悲劇1)

 恒例のツアーパンフレット。
 


 
会長から、各店の既食メニューおよび、
 ネタ度の抗議(説明)が淡々と始まる。
 


そうして一連の説明が終わり、ツアーが開始された。

 一軒目はもはや横須賀ナンバーワン濃度と
 と言われる「庄太」へ。だが、到着すると、
 直前の客で満席に(悲劇2)


 
そして、各メンバー濃厚なスープに満足し、
 次なる目的地に向かうことに。
 


2軒目 田島家@横須賀中央


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次なる目的地横須賀中央に向かう中、車窓を見ていると、雨の降りが強く(悲劇3)


 横須賀中央に到着。雨は弱ることなく、
 いよいよ本降りになり、風も出現!(悲劇4)

 

 
駅前には、横須賀のご当地グルメ達が
 掲載されたボードが。その中に今回スイーツ
 タイムに予定しているヨコスカチェリーチーズ
 ケーキの写真が。

2軒目の『田島家』に向かう途中、横須賀の名店中の名店のパン屋「ヨコスカペーカリー」に立ち寄ることに。

 これが噂の名物(既食)である
 「フランスパン」。通常のフランスパンと
 異なり、柔らかさを売りとしたフランスパン。
 だが、その直後悲劇が待っていたのだ。

 

 
カメラマンのなを子氏が購入した瞬間、
 思いも寄らぬことが起きたのだ。
 バッグに入りきらずに手で持つことになり、
 しかも、片方の手には傘を持たなければ
 ならず彼女の担当である写真を取ることが
 容易でなくなってしまったのだ!
(悲劇5)
 


とりあえず気を取り直して店の前で記念撮影。
だが、表情を見て取れるだろうが、この後の
更なる悲劇を予想してか皆沈鬱な表情だ。


 そして、豪雨の中、服や靴がずぶ濡れに
 なりながら店に到着。こちらの田島家は
 現在、史上初の「家系」と「支那そばや」が
 同時に食せる店となっているのだ。

 

 
こちらがスタンダードの家系ラーメン。
 良い意味で言えば、歴史を感じさせる家系。
 悪い意味で言えば、一昔前の味である。


そして、こちらが噂の支那そばである。
元々、「支那そば@横須賀(閉店)」の経営者は、こちらの田島家の経営者と同一人物であったため、このような形となったそうだ。
ということは「支那そばや」は「田島家」のネクストブランド店ということだったようだ(笑)


 こちらは新メニューの鶏白湯。
 

 
 

 
とりあえず「家系」と「支那そばやの味」を
 食せ満足状態。
 だが、今思い返してみると、この時は
 悲劇という魔物のほんの束の間の休息
 だったのだ。


【スイーツタイム】シャンゼリゼ@汐入


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本来なら観光タイムなのだが、上記でも記載したように軍港めぐりは欠航のため、なくなくスイーツタイムに。


 また、本来なら一駅のため「横須賀の
 街並みを見ながら」といった感じで、
 歩きながら目指すところだったが、この日は
 もはやそのようなことは出来ず。わざわざ
 横須賀中央から電車に乗り、汐入駅に
 (悲劇6)



 
さて、今回のスイーツ店舗は、汐入駅前に
 ある「メルキュールホテル」の1階に存在する
 「シャンゼリゼ」というカフェである。
 やはりこの天候のせいか、店はガラガラ。


これが噂の横須賀の新名物
ヨコスカチェリーチーズケーキ(480円)

 各々、好きなものを頼み…
 

 
しばし、ラーメン談話などで盛り上がる。
 さらにここからバスで1本で次なる目的地に
 行けることが判明し、良い流れに。
 だが、この判明がこの後起きるとんでもない
 悲劇に出くわすことになるとは、まだ誰も
 知る由もなかったのであった。


3軒目 大公@北久里浜


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早めに早めに行動したほうが良い、ということで次なる目的地「大公」に、汐入駅から出ているバスで向かうことに。



 到着は16時30分頃。店の開店時間は17時。
 これなら余裕でシャッター出来る、
 ということで一同は店に向かったのだが・・・
 


 
な、なんと店の営業時間は17時30分に
 変更されていたのだ!!!
 主催側の完全なるリサーチミス!!!

本来ならその辺りをウォーキング、駅前のカフェで時間をつぶすということも出来るが、ご覧のように豪雨。散歩はもちろん、駅まで戻る気力もなく、


 近くの屋根があるところで永延と時間を
 潰すことに。
 まさに今ツアーの悲劇を象徴するかのような
 1時間であった(悲劇7)


 
そして、待った末に食した横須賀初の
 すみれインスパイアの味噌は、体が本当に
 温まるものに。
 



4軒目 長谷川家@北久里浜


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次なる目的地には、本来ならウォーキングで行けるところだが、この日は何度も申し上げるが豪雨。そのため、回り道をするようにバスと電車を乗り継いで北久里浜に向かうことに
(悲劇8)



 堀之内駅で乗換の際に、ユタカマン1号氏の
 傘が面白いことに気付く。


 
そんなわけでラーメン武将ユタカマン1号氏を
 中心に記念撮影。今後のツアーの司令塔に
 なりうる可能性を伺わせてくれた。
 だが、一同この後どんな悲劇が待ち受けて
 いるかの不安のほうが強く、沈鬱な表情だ。


そして、ようやく北久里浜に到着。
一同、疲労がピークに達し、『長谷川家』に
向かうのは当会2012新人王会員のかっつん氏のみの訪問となった。
(正確には、他の参加メンバーは既食のため)


 こちらはもはや説明のいらない
 第2の家系帝国横須賀において、初めての
 家系の店。初代が、あの「吉村家」で
 修行したのは有名な話だ。
 


 
これが横須賀初の家系ラーメン。
 かっつん氏は、まさに究極のネタを食せた
 ことで、またマニア戦闘力が上がることに。


【反省会(飲み会)】 うれしたのし屋@追浜


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そして、待ちに待った反省会(飲み会)タイムに。こちらは、横浜の大人気店『〇う商店』の大元となる「うれしたのし屋」という店であり、追浜の超人気店なのだ。


 三浦半島で取れた魚、野菜、肉類などの
 地のものを提供する地産地消店舗であり、

 

 
店内には、今流行りの安心感を出す
 生産者の顔も並ぶ。

そして、今日は本当にお疲れ様の意味を
込め、かっつん氏の音頭で「かんぱ〜〜〜い!!」
だが、そんなテンションは束の間。悲劇はこの直後に待っていたのだ!



 天候不良から起きた、まさかの
 悲劇の「売り切れ」表示の
連続が
 待ち受けていたのである!

 
 

 
こっちでも売ぅり切れぇぇぇ!!!
 (アニメ「カイジ」のナレーション風に)
 まさに負の連鎖は反省会までにも浸食!!

 (悲劇9)

気を取り直して、こちらの既食メニューである
「うれし盛り(1980円)」


 輪切りポテトフライ480円


 二郎盛りサラダ!


 
 

こちらもどーん!


 ローストビーフとベーコンの2種類880円
 

 
三浦サバ一本焼き680円

山芋のお好み焼き680円



 おにぎり(おかか)250円
 この大きさを見よ!
 

 
極めつけは、特製天丼1200円 
 まさに二郎盛り!!


横須賀の隠れご当地カクテル
横須賀手ブラジャー(600円)



 どれも味が旨く、ボリュームがあり、
 一同満足感タップリ。「今日はなんだかんだ
 あったが、終わりよければ全て良し」という
 雰囲気に。
 


 
今日の悲劇の連続を帳消ししたかのような
 盛り上がりを見せ、一同、3時間終始笑顔が
 絶えることなく、反省会は幕を閉じたの
 だった。

 

5軒目 喜多嶋@追浜


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そして、反省会を終えたのは22時半。
最終店舗の「喜多嶋」は22時開店。少し遅れて開店しても、もうオープンしているだろう、という時間であった。


 一同、ネタ度が超絶な店に向かうため、
 テンションはマックスに。
 「もはや負の連鎖は終わった!」「良い流れ
 が戻ってきた!」と強く信じて疑わない一同。
 振り続ける雨もなんのその足取りは軽く、
 歩いて歩きまくる!
 

 

 
そして、歩くこと7〜8分。
 店が見えてきて、一同から歓声が!
 ここの店こそ「マニアなら一度は食べて
 おきたい!」、横須賀の超ネタ店『喜多嶋』。

が!!袖看板には明かりが灯っておらず!
しかも、店内からの明かりも皆無で、全くオープンする様子がないのだ。
その時の心情は何者にも代え難く、一同、
茫然自失状態に!!



 そして、終電も危なくなり、会長から「今日は
 断腸の思いで諦め!」というコールが!
 そして、それと同時に
 “負の連鎖”はまだ終わっていなかったことに
 全員改めて気づき、全員が慟哭!
 (悲劇10)

 

 
こうして、ツアー始まって以来の悲劇の
 ツアーが幕を閉じ、一同は横須賀をあとに
 したのであった。

編集後記


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「一体、何度悲劇が起きるんだ」という艱難辛苦なツアーでありながらも、「ユタカマン1号氏のツアーデビュー」「神奈川ラヲタの高ハードルの地横須賀のラーメンを知れた」そして「なんだかんだ言って、みんなで楽しめた」という収穫のあるツアーでもあった。
そして、帰りの電車の中で、一同で京急線横須賀ツアーリベンジを誓うことになり、いつになるか分からないが今ツアーの第2弾が確実となった。
最後に、参加していただいたメンバー、本当にお疲れ様でした、である。そして、落胆ポーズなどの演技ありがとうございました!である。

※ 
尚、次回9月または10月のツアーは、大雄山線ツアーを超えるマニアック度「御殿場線ツアー(神奈川県限定)」を計画中。


写真は、帰りの追浜駅で
落胆の状況を隠せないメンバー達
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文/マーコ 撮影/なを子



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